第39回日本皮膚外科学会総会・学術集会

　この度、第39回日本皮膚外科学会総会・学術集会を京都府立医科大学皮膚科学教室が担当させていただくことになりました。2024年7月6日（土）・７日（日）の2日間にわたり、京都市のみやこめっせで開催いたします。京都市での開催は2008年に当教室の岸本三郎名誉教授が第23回を開催されて以来、16年ぶりの開催となります。

 7月の京都といえば、祇園祭が有名です。祇園祭は7月1日の吉符入に始まり31日の疫神社夏越祭で幕を閉じるまで１ヶ月に渡る祭礼であり、古くは祇園御霊会と呼ばれ、貞観11年（西暦869年）、日本各地に疫病が流行したときに災厄の除去を祈ったことにはじまるそうです。ここ数年、たくさんの被害をもたらした新型コロナウイルス感染症の流行も収まりつつあり、近い将来様々な制限が解除され、学会もWeb開催から現地開催へと戻っていくことが期待されております。2024年7月、疫病・災厄の除去を祈る祇園祭開催中の夏の京都で、ぜひ皆様とface to faceで実りのある発表、討論ができればと考えております。

　今回の学術集会では、新型コロナ感染症の影響で現地開催の学会にあまり参加したことがない若い先生に現地開催の学会の魅力を十分に堪能していただきたく、実技セミナーをはじめとした若手皮膚科医が集まって交流もできるような場を設けたいと思っております。また、会場も京都駅付近ではなく、平安神宮のすぐ近く、身近に京都を感じることができる場所を選びました。本学術集会が皆様にとって有意義な場となりますよう、鋭意準備を進めてまいりますので、何卒多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 

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